インターネット・携帯電話 |
インターネット
学校の共用パソコンを利用
多くの学校でインターネットができるパソコンが設置されています。ただし台数に限りがあり、また共用となりますので、自分のペースで自由に使えるとは限りません。
お持ちの機器で利用
学校のキャンパスや寮内は無線LAN(Wi-Fi)を無料でご利用になれます。ノートパソコン、スマートフォンなどLAN接続可能な機器(※1 ※2)をお持ちの方は、インターネット接続できます。スカイプなどのIP電話ソフトを使えば、無料で日本へ電話することもできます。
フィリピンのインターネット接続事情は日本ほど良くはありませんが、インターネットカフェもあり、また無線LAN(Wi-Fi)を提供しているショッピングセンターや飲食店も数多くあります。
Wi-Fiルーターを準備
学校の無線LANは、部屋の位置が悪かったり、一斉に大勢が使う時間帯にはネット接続に支障がある場合があります。ご自身でWi-Fiルーターを準備すれば、携帯の電波が届く場所で自由にネット接続をすることができます。現地通信会社に対応したWi-Fiルーター、SIM、プリペイドカードを準備します。
※1 無線LANが利用できるかご確認ください
日本から機器をお持ちの方は、無線LAN(Wi-Fi)が利用可能かご確認ください。古い機種ですと、無線LANアダプタが必要になる場合があります。
※2 国際ローミングでの利用はご注意ください
携帯電話回線で接続できるスマートフォンなどでインターネットをする際は、Wi-Fiモードになっているかご確認ください。モバイルデーター通信の国際ローミングでの利用は高額な通信料になります。なお、海外ではパケット定額サービス等は対象外のケースがほとんどです。
携帯電話
日本にいるご家族・友人との連絡、学校でできた友人との連絡で、フィリピンでも使える携帯電話があると便利で安心です。
日本の携帯電話を持っていく
長所・・・日本の携帯電話がそのまま使える。
短所・・・通話料が高い。着信も料金がかかる。
日本の携帯電話をフィリピンで利用することは可能(※)ですが、海外での通信料金が非常に高く(※1)、着信の際にも料金がかかります。携帯電話は緊急時の連絡にしか使わないというのであれば、これで構いません。
※ 国際ローミングサービスに加入、また対応機種に限ります。
日本で海外携帯をレンタル
長所・・・日本語の機種を貸してくれるサービスがある。
短所・・・滞在日数が多いとレンタル料が高額。通話料が高い。着信に料金がかかるものもある。
海外で使える携帯電話をレンタルしてくれるサービスがあります。1日100円〜600円程度でレンタルできますが、通話料は会社によって違いますが、一般的に高いです。
現地の携帯電話を購入
長所・・・滞在日数が多ければ、トータルの出費は一番安い。
短所・・・英語表記の機種になる。現地のショップで購入する必要がある。
月単位でフィリピンに滞在されるのであれば、現地の携帯を購入するのが安上がりです(※1)。プリペイド式(料金前払い)で利用すれば、契約手続きや基本使用料が必要なく、紛失・盗難時の際に不正利用されても被害が少ないです。ただし現地で使えるタイプの携帯を購入(※1,2)しなければなりません。
購入する物
- 携帯電話本体
- Nokia、Motorola、SonyEricsson、Samsung、LGなどの世界的なメーカーの機種で2,500円程度からです。とにかく安上げたい方は、Cherry MobileやMy Phoneなどフィリピンメーカーのもので1,200円程度から購入でき、通常の利用に支障はありません。
- SIMカード
- 日本の携帯と同じく、電話番号を識別する小さなチップで、電池パックを外すと挿入する場所があります。購入時の台紙となっているカードから切り離して使います。利用したい電話会社の物(※3)を購入します。
- プリペイドカード(=ロード、リチャージ)
- 前払いの通信料のことで、SIMカードと同じ会社の物を購入します。カードにはスクラッチ部分があり、コインで擦ると番号が出てきます。電話会社が指定する手順で携帯を操作するとロード(入金)されます。カード購入タイプだと最低100ペソから、店頭でロードする”e-load”(※4)だと最低3ペソからロードでき、少額単位でロードできる他、ロードできる店舗が沢山あります。SIMカードとセットのタイプもあります。
※1 日本の携帯はSIMロックがかかっているため、この方法では使用できません。
※2 日本で事前購入できるサービスがありますが、現地で買うより高額です。
※3 フィリピンの携帯電話会社は、smart社、globe社がエリアも広く便利です。
※4 小規模商店などでロードする方法です。店員に電話会社とロードしたい金額を伝えると、携帯電話を手渡されるので自分の電話番号を打ち込み、お金を払います。自分の携帯にロードされたことを知らされるメール(SMS)が届くとロード完了です。
利用までの手順
1.本体の電源をOFFにし、電池パックを外す
2.SIMカードを台紙のカードから切り離し所定の挿入部にセットし、電池パックを元に戻し電源ON
3.プリペイドカードをロード(※2)
通話料の残高がなくなったら、プリペイドカードを再度購入するか、店頭でロードします。ロード額によってロード日時からの有効期限がありますが、少額でも定期的にロードしていれば回避できます。
※1 フィリピンでの通話料比較
使用する携帯 | 着信 | フィリピン国内通話 | 日本への通話 |
フィリピンの携帯 | 無料 | 6.5〜7.5ペソ/分 (約13〜15円) |
0.4ドル/分 (約32円) |
日本の携帯 (国際ローミング) |
155円/分 | 75円/分 | 175円/分 |
※2 プリペイドカードでロードする方法
smart社 | 1.「1510」+スクラッチを削り、出てくる「PIN
No.」を入力し発信 2.チャージ完了のアナウンスが流れ手続き完了 |
globe社 | 1.「223」に発信 2.スクラッチを削り、出てくる「Card No.」+「#」を入力 3.スクラッチを削り、出てくる「PIN No.」+「#」を入力 3.ロード完了のアナウンスが流れ手続き完了 |
※3 携帯電話機種の対応周波数帯と使用できる地域
対応周波数帯 | 使用できる地域 |
GSM2バンド携帯 (900/1800MHz) |
アジア(日本、韓国除く)・欧州・オセアニア・アフリカ・中東 ※フィリピンOK! |
GSM3バンド携帯 (900/1800/1900MHz) |
アジア(日本、韓国除く)・欧州・オセアニア・アフリカ・中東、北米 ※フィリピンOK! |
GSM4バンド携帯 (850/900/1800/1900MHz) |
アジア(日本、韓国除く)・欧州・オセアニア・アフリカ・中東、北米・南米 ※フィリピンOK! |
GSM4バンド+W-CDMA携帯 | アジア(日本、韓国含む)・欧州・オセアニア・アフリカ・中東、北米・南米(一部の南米地域除く) ※フィリピンOK! |